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背中のブツブツがひどい!できる原因と対策方法を知ってツルツルに【医師監修】

2020.05.27

女磨き

普段は気にならないものの、水着や背中が開いた服を着るときに気になる背中のブツブツ。繰り返す背中のブツブツに悩まされているのなら、ぜひここで解決しましょう!今回は、背中にブツブツができる原因と対処方法について解説します。今から頑張れば、夏の海も怖くありません!

この記事は約4分15秒で読み終わります。

 

背中のブツブツの正体は?

 

そもそも背中のブツブツの正体は、何なのでしょうか?まずは正体を知って、対策をしましょう。

 

ニキビができている

ブツブツの正体が、いわゆる背中ニキビということも少なくありません。背中は自分で洗うのが難しい部位なので、洗い残しが起きやすく、ニキビができやすい傾向にあります。

 

ニキビができる原因のひとつがアクネ菌です。アクネ菌はわたし達の肌に棲んでいる常在菌で、普段は肌を弱酸性に保つといった良い働きをしていています。

 

しかし、過剰に増殖してしまうと、炎症を引き起こしてニキビを発生させます。

 

アクネ菌の増殖を抑えるためには、汗をかいたらすぐにシャワーで流すなどして、肌を清潔にしておくことが欠かせません。

 

しかし、外出先などではすぐにシャワーで汗を流すことが難しいものです。
そうすると、汗を吸った下着のままで過ごすことになり、背中にアクネ菌が繁殖し、ニキビができやすくなってしまいます。

 

アクネ菌を増殖させてしまうほかの原因として挙げられるのは、皮脂と毛穴の詰まりです。アクネ菌は皮脂をエサとするため、皮脂腺の多い背中はアクネ菌が増殖しやすい状況にあります。

 

また、背中はほかの部位と比べて皮膚が厚めなので、毛穴詰まりを起こしやすい部位です。このことも、背中にニキビができる原因になります。

 

カビが原因であることも多い

 

背中のブツブツの正体が、カビということもあります。「カビ」と聞くと驚く方も多いかもしれませんが、実はわたし達の肌にはアクネ菌と同様にマラセチア菌といった真菌も常在しています。

 

マラセチア菌が毛穴の奥に入り込み、大量に増殖すると、毛穴の部分に赤いブツブツができてしまうのです。

 

「でも、いつもお風呂に入っているし、カビが増える要素はないように思える」という方もいることでしょう。

 

実は、肌に常在しているマラセチア菌は、不潔にしているから増殖するというわけでもありません。清潔にしていても、紫外線や乾燥などによって肌の免疫機能が低下してしまうと、肌の常在菌のバランスが乱れて過剰に増えてしまうことがあるのです。

 

マラセチア菌のようなカビの影響でできた背中のブツブツは、自然に治ると思って放置してしまいがちですが、なかなか治らないことが多々あります。悪化して、しつこい背中ニキビの原因となることも少なくありません。

 
 

背中のブツブツができる要因

 

背中にブツブツができる要因は、人それぞれです。また、人によっては複数の要因が合わさっていることもあるでしょう。

 

具体的には、次のようなことが背中のブツブツができる要因として考えられます。

 

・肉体的な疲労

 

あまりにも体が疲れると、免疫機能が低下します。そのため、アクネ菌やカビが繁殖しやすい環境ができてしまうことも少なくありません。

 

また、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンの分泌量が増え、それが背中ニキビの原因になることもあります。なので、背中のブツブツを緩和したいなら、肉体的な疲労を溜めないこと、疲れをしっかりと取ることが欠かせません。

 

・精神的ストレス

 

精神的なストレスも、背中のブツブツを引き起こすことがあります。というのは、精神的なストレスもホルモンバランスの乱れにつながるからです。

 

ストレスを抱えると、男性ホルモンの分泌量が増えます。男性ホルモンは皮脂の分泌を促すので、男性ホルモンの増加によって皮脂の分泌量が増えると、毛穴詰まりを起こしやすくなります。結果として、背中にブツブツができやすくなるのです。

 

・肌への刺激

 

肌への刺激も、背中のブツブツをつくる原因になります。例えば、蒸れ。暑い日に蒸れてしまったりすると、それがアクネ菌やカビの増殖を促すため、背中にブツブツができやすくなります。

 

汚れも同様です。お風呂に入らないのはもちろんのこと、清潔な下着を着ない、汗をかいたままでしばらく過ごすといったことも、肌への刺激となります。

 

背中のブツブツには、摩擦もNGです。具体的には、お風呂でナイロンタオルなどを使って背中をゴシゴシと洗うといった行為のほか、衣類による摩擦も肌への刺激となります。

 

肌が乾燥したりしてかゆみがあると、肌をついかいてしまいがちですが、かくのも肌への刺激となるのでやめましょう。

 
 

背中にブツブツの対策方法

 

背中にできたブツブツは、放置していると悪化することが少なくありません。できるだけ早く対策を講じることで、ブツブツの悪化防止・緩和を目指すことができます。

 

背中のブツブツ対策としてできることをご紹介しますので、実践してみましょう。

 

背中を清潔に

 

アクネ菌やカビの繁殖を防ぐために、背中を清潔にすることを心がけてください。具体的には、汗をかいた後はできるだけ早く拭いたり、シャワーで汗を流したりするようにします。

 

外出先ではなかなか簡単ではないですが、汗拭きシートや下着の替えなどを持参して、背中を清潔に保つようにしましょう。

 

シャンプーやリンスが体に残ると、それもブツブツの原因になります。入浴時は、シャンプーやリンスの洗い残しがないように気をつけましょう。洗髪した後に体を洗うようにすると、シャンプーやリンスの洗い残しを防ぐことができるのでおすすめです。

 

保湿をする

 

肌が乾燥すると、かゆみの原因になったり、肌が水分不足で角質化しやすくなったりするため、ブツブツができやすくなります。

 

入浴後はしっかりと保湿して、肌の乾燥を抑えましょう。ボディローションや保湿クリームなど、好みのテクスチャー・使用感のものを使って保湿してください。

 

睡眠をしっかり取る

 

免疫力を高めるために、睡眠をしっかりと取りましょう。また、肌は寝ている間につくられるものです。肌のターンオーバー(新陳代謝)をアップさせるためにも、睡眠はしっかりと取るようにしてください。

 

食事を見直す

 

食事も見直しましょう。皮脂の過剰分泌が背中ニキビの原因となります。脂っこい食べ物や甘い食べ物は、皮脂の分泌を促すので食べすぎないように注意してください。

 

ビタミンには、皮脂の分泌を抑え、肌のコンディションを整える働きがあるので、ビタミンの豊富な野菜や果物を食べるようにしましょう。ビタミンB群には脂質や糖質を代謝する作用があるので、ビタミンB群が豊富な豚肉やレバー、大豆や大豆製品などを意識して摂るのもおすすめです。

 

背中のブツブツを緩和するための努力を根気よく続けていけば、やがてトラブル知らずのツルツルスベスベの背中になることができるでしょう。

 

とはいえ、背中は自分でお手入れしにくい部分ですし、なかなか自分では思うようなケアができないという方もいるかもしれません。

 

そんな方は、ミス・パリにご相談ください。ミス・パリでは、背中のブツブツといったトラブルを緩和するために「背中美人トリートメント」をご用意しています。

 

毛穴の奥に詰まった汚れを落とし、角質ケアを行いますので、背中に自信が持てるようになりますよ。背中のブツブツでお悩みなら、ミス・パリをご利用ください。
https://www.miss-paris.co.jp/

 
 

まとめ

背中のブツブツの正体と原因について解説しました。背中は手が届きにくいため、ケアしにくい部位ではあります。しかし、清潔にすることや入浴後に保湿すること、睡眠をしっかりと取り、ビタミンの豊富な食生活を心がけることで、ブツブツの対策をすることは可能です。

 

こちらでご紹介したことを続けてみて、夏までに自信の持てる背中を目指しましょう!自力でのケアに限界を感じたら、エステなどプロの力を借りるようにおすすめします。

 
木村医師

【この記事の監修医師】

東京女子医科大学病院、および関連病院で内科、循環器科、睡眠科として診療にあたるほか、 嘱託産業医として企業の健康経営にも携わる 木村眞樹子先生

 

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