ダイエットが辛い!よくある失敗事例
ダイエットが辛くて続かない女性は多くいます。よくある失敗事例を紹介しますので、「わたしと同じ!」と感じる事例がないか確認してみましょう。
我慢ができずに食べてしまう
ダイエット中なのに、すぐにお腹が空く、周りは食べているのに自分だけ我慢するのは辛い。そんな理由で、食べてしまう人も多くいるようです。
また、子育てしているママなら、子供の食べ残しがもったいないと感じることもあるのではないでしょうか。そのため、つい食べてしまうこともあるかもしれません。
さらに、ストレス解消のため、痩せたご褒美として食べてしまう人もいるようです。
結果がでなくて飽きてしまう
運動や食事制限をしているのに、思うように結果が出ない。そもそもダイエットをしても痩せるのかが疑問に思う。
このように感じると、ダイエットを続けるモチベーションが下がり、ダイエットを継続することができません。
ダイエットにかけるお金が続かない
エステに通ったり、サプリや健康器具を購入したり、といった方法でダイエットを行う人もいることでしょう。しかし、お金がかかりすぎると、継続が難しくなり挫折につながります。
ダイエットが辛いのはなぜ?
ダイエットを辛いものにしている原因をみていきましょう。
無理なダイエット計画を立てている
無理な計画は長続きせず、挫折のもととなります。目標が高すぎたり、目標達成までの期間が短すぎたりすると、ダイエットを継続するのは辛く感じるでしょう。
また、無理なダイエットは健康にも悪影響を与えることがあります。そして、頑張って目標を達成できたとしても、通常の生活に戻ると、あっという間に体重が元に戻ってしまうことは多々あるものです。
ダイエット方法が自分に合っていない
ある人が成功したダイエット方法が自分に合っているとは限りません。人それぞれに性格やライフスタイルが異なるため、自分に合ったダイエット方法でないとストレスとなり、長続きしないでしょう。
例えば、食べるのが好きな人が厳しい食事制限のダイエットを行うと、ストレスを感じやすいです。また、運動が嫌いな人が運動メインのダイエットをしようとしても、継続するのは厳しいでしょう。
さらに、仕事や子育てで忙しい人だと、「毎日、2時間ジムに通う」など時間が取られるダイエット方法は長続きしません。
ダイエットは継続してはじめて結果が出るものなので、自分に合った方法でないと成功させることは難しくなります。
始めるタイミングが悪い
始めるタイミングも大事です。体調がすぐれない時期だと健康維持に支障が出ますし、妊娠中や授乳中も赤ちゃんのためにカロリーや栄養を摂取する必要があります。そのため、ダイエットを始めるタイミングとしては良くありません。
また仕事が忙しい時期も避けたいものです。会食や出張が重なればダイエットがしにくいですし、忙しいとストレスでダイエットに集中できません。
自分に合うダイエット法を見つけるポイント
辛いダイエットだと続かないので、自分にとって辛くないダイエットを選ぶことが成功につながります。自分に合うダイエット法を見つけるのに役立つポイントを紹介します。
自分のライフスタイルを検証する
まず、ダイエットに費やせる時間を考えましょう。仕事や家事、育児などを考慮しつつ、1日5分でもエクササイズに時間が使えるか考えてみます。
忙しくてエクササイズに費やせる時間がないように思えるなら、通勤途中や家事の合間などの隙間時間を用いることができないか考えてみましょう。
また、ダイエット法によっては、時間やお金がかかるため、時間的、経済的に無理がないかも考えてみます。ジムに通うなら、週に2~3日ほど通う時間・お金が確保できるか正直に分析してみましょう。
さらに、毎日少しずつやるのか、それとも週末の休みにまとめて行うのかといったことも決めておきます。
自分の性格や性質を客観的に検証する
運動嫌いな人だと運動メインのダイエットは続かないものです。しかし、運動が苦手でも体を動かすこと自体が嫌いでなければ、運動が辛いとは感じないかもしれません。
そのため、運動が好きなのか嫌いなのか、得意なのか苦手なのかといったことも考えてみましょう。また、ひとりで運動するほうが好きか、それとも他の人と一緒に運動するほうがモチベーションは上がるのかといったことも考えて、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
食事の傾向についても考えましょう。ダイエット中の食事内容については、食事量を自分でセーブできるか、好き嫌いを克服できるかといったことを考えて決めるのがおすすめです。
また、辛いダイエットでもご褒美があれば頑張れるのかといった点を考えておくと、自分に合うダイエット法を選ぶ助けになります。
無理なく継続!ダイエットが辛いときの対処法
「ダイエットが辛い」と感じたときのおすすめの克服方法を紹介します。
無理な食事制限をしない
寝る前にお腹が空きすぎると寝つけなくなるため、ダイエットをより辛く感じます。ダイエット中は早めに夕食を済ませるのが良いという声もありますが、就寝時間が遅い人が早く食べすぎると逆効果です。就寝時に空腹になりすぎないように夕食のタイミングを調整しましょう。
また、炭水化物抜きダイエットなどの極端な食事制限は続きにくいです。必要な栄養をまんべんなく摂るように心がけましょう。
手軽に取り組めるものからはじめる
辛い運動をしなくても、普段の生活の中で何気なくやっている行動を一工夫することで、体の引き締めは可能です。
・階段を使用する
エスカレーターやエレベーターがあると、つい使ってしまいがちですが、ダイエットのためにはあえて階段を使いましょう。階段を使って上り下りすることで、太ももやヒップの筋肉を鍛えることができます。階段を上るときにつま先立ちで上るようにすれば、ふくらはぎのエクササイズにもなりますよ。
・姿勢正しく座る
デスクワークなどで座っているときに、背筋を伸ばして正しい姿勢で座るようにしましょう。そうすることで、腹筋と背筋を鍛えることができます。また、座っているときに脚を組まずに、太ももと膝、足首をピッタリと揃えて座るようにすると、脚の筋肉にも負荷をかけることができるのでおすすめです。
・食前にコップ1杯水を飲む
食前にコップ1杯の水を飲むと、食べ過ぎを防ぐことができるというメリットがあります。食べる量をコントロールすることは難しくても、食前に水を飲んでおけば満腹感を感じやすくなりますから、自然と食べる量を抑えることができるのです。
・飲み会や外食は極力控える
飲み会や外食では、ダイエット中に避けたいカロリーの高い食事を食べる機会が多くなります。ダイエットを成功させるためには、思い切って断る勇気も必要です。
寝る前のストレッチでリラックスする
ダイエット中は、食事制限に加えて運動をするのがおすすめです。運動すれば、食事で摂ったカロリーを消費したり、筋肉を鍛えて基礎代謝をアップしたりすることができます。
とはいえ、日頃使わない筋肉を使うため、筋肉痛になったり、疲れたりして、運動を続けるのが辛いと感じることもあるのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのがストレッチです。寝る間にストレッチをすれば、血管の圧力が下がり、筋肉の痛みや凝りといった辛い症状が緩和されます。
また、ストレッチをすると、リラックス効果が得られることもわかっています。心地良いストレッチをすると、カルノシンというホルモンが分泌され、副交感神経を優位に導きます。そのため、心身がリラックスして、眠りの質の向上にも役立つのです。
■寝る前のリラックスにおすすめのストレッチ2つ
おすすめのストレッチを2つ紹介しますので、寝る前に実践してみましょう。
・猫と犬のストレッチ
1.床に両手、両ひざをつけて、背中は床と並行にする
2.息を吐きながら、骨盤から首に向けて背中を丸めていく
3.息を吸いながら、おへそを地面に近づけるように腰を反らせる
ゆっくり息を吐いたり吸ったりしながら、3セット繰り返します。
・フラミンゴのストレッチ
1.マットを敷いて仰向けに寝る
2.右膝を両手で抱えながら胸に近づける
3.右手で右膝を掴み、左手で足首を持って胸に近づける
4.右膝を左手に持ち替えて、左側に足を倒す
5.顔を右側に向けて腹部をねじる
6.反対も同じ要領で行う
それぞれの動作は4呼吸ほどかけながら、ゆっくりと行いましょう。
ストレスをため込まない
無理なく継続できる、辛くないダイエット計画を立てましょう。ダイエットを成功させるためには継続が大事なので、無理しすぎるのは良くありません。
もしも特定の食べ物が食べられないことがストレスとなっているなら、ご褒美デーを作るのもひとつの方法です。その日は、毎日ダイエットを頑張っているご褒美として、ケーキやハンバーガー、フライドチキンなど好きなものを食べて良い日とします。ただし、ご褒美デーは2週間に1回程度にして、頻繁にならないように気を付けましょう。
「食べてはいけない」「痩せないとダメだ」などと思うと、それがストレスになります。なりたい自分の理想体型をイメージして、そうなれたときにどんな生活が待っているのか想像してみましょう。挑戦できるファッションの幅が広がる、素敵な男性に自信をもってアプローチできるなど、痩せることのメリットを思い起こすと前向きにダイエットに取り組めます。
目標とするモデルや芸能人の写真を見て、理想の体型を具体化するのも良い方法です。
痩せないことで自分を責めない
自己否定はダイエットの成功を妨げます。今はまだ成果が出なくても、継続してダイエットに取り組んでいる自分を褒めましょう。
また、ご褒美デーに少し食べすぎたり、高カロリーのものを食べたりしたとしても罪悪感をもつのは良くありません。一時的に体重が増えたとしても、その後の食事と運動ですぐに元に戻せるので、ご褒美デーはストレスフリーで楽しんでください。
ダイエットには思うように体重が減らない停滞期もあります。体重がなかなか減らないとストレスになるため、思い切ってしばらく体重計にのらないのも良い方法です。
まとめ
今のダイエットが辛いなら、そのダイエット法が自分に合っていない可能性があります。この記事で紹介したポイントを参考に、自分に合ったダイエット法を探してみましょう。
ダイエットは長期戦です。途中でやめてしまうと効果を十分に得ることはできないので、無理なく継続できるものを探してみてください。