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痩せたいのに食べてしまう原因は?無理をしない対処法を紹介

2022.12.08

ダイエット

痩せたいと思っているのに、どうしても抑えられないのが食欲。せっかく運動などをしても食欲のせいでなかなかダイエットがうまくいかないという方も多いのではないでしょう。そこで、こちらでは痩せたいのに食べてしまう理由とその対処法についてまとめていきます。

この記事は約4分23秒で読み終わります。

 

痩せたいのに食べてしまう原因を知っておこう

 

まずは、痩せたいと思っているのになぜか食べてしまう。その原因についてまとめていきます。

 

糖質に偏った食生活

 

つい何か食べてしまう原因のひとつが、血糖値の低下です。実は、空腹というのは胃ではなく、脳の摂食中枢が刺激されることによって感じるもの。食事により血糖値が上がることで満腹中枢が刺激されると満腹状態となり食欲は抑制されますが、逆に血糖値が低下してくると摂食中枢が刺激されて空腹状態となり食欲がわいてきます。

 

そのため、お腹が空いていない状態でも、体内の血糖値が低下してしまうと脳は空腹状態であると勘違いしてしまうのです。

 

その原因となるのが、糖質に偏った食事です。糖質が多い食事をすると、一気に血糖値が上がって一時的に満足感・満腹感を得ることができます。しかし、急上昇した血糖値を下げるためにすい臓がインスリンを分泌することで、今度は血糖値が急下降してしまいます。

 

時々、食事をした後なのになぜかまだ食べたりないと感じたりすることはありませんか?実はその時、体内では血糖値が低下しており、食後にもかかわらず脳が空腹状態と勘違いしているのです。

 

糖質でとくに注意したいのは、白米や甘いお菓子です。血糖値の急上昇、急低下を招きやすいので、食べ方に注意しましょう。

 

ホルモンバランスの乱れ

 
 

ホルモンバランスの乱れも、ついつい食べてしまう原因のひとつです。とくに、生理前の異常な食欲は、月経前症候群によるものと考えられています。

 

「月経前症候群」とは、月経前の3~10日の間に続く精神的または身体的な症状の総称で、「PMS」としても知られています。月経前症候群の原因については、はっきりと解明されていませんが、女性ホルモンが関係していると言われています。

 

排卵後から月経までの黄体期と呼ばれる期間に、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されるのですが、黄体期後半はこの2つのホルモンが急激に低下してしまい、ホルモンバランスが乱れることでPMSが発生すると考えられていて、日本では月経のある女性の70~80%に何らかのPMS症状があると言われています。

 

また、黄体期は妊娠に備えて準備する期間のため、脂質や鉄分、たんぱく質などを蓄えるために食欲を増進させてしまいます。そのため、生理前は心では痩せたいと思っていても、体が食料を求める状態となってしまうのです。ほかにも、精神を安定させるセロトニンを減少させる作用のあるプロゲステロンによってイライラするなどの症状もPMSによるものです。

 

40代以降にはじまる更年期も、自律神経やホルモンバランスが乱れやすい時期です。「更年期障害」で食欲のコントロールがしにくくなるので、食べすぎに気をつけましょう。

 

ストレス

 
 

「痩せたい」という気持ちからくるストレスも、食べるのをやめられない原因のひとつです。ダイエット中は自律神経が乱れて、食欲を増進させるホルモンが過剰に分泌され、食欲を抑制するホルモンが減少する傾向があります。

 

空腹を我慢できずに食べてしまうと、罪悪感からさらにストレスが強くなり、食欲のコントロールが失われがちです。

 

睡眠不足

 

睡眠不足による自律神経の乱れにも注意しましょう。十分な睡眠が取れていないとホルモンバランスが乱れ、食欲を増進するホルモンの分泌量が増加するといわれています。食べても脳が満足しにくくなりやすいので、改善が必要です。

 
 

痩せたいけど食べたい場合はどうすればいい?

 

痩せたいのに食べてしまう原因はわかったけど、実際に食べたくなったときはどうすればいいのか気になりますよね?こちらでは食べたくなったときにどうすればいいのかまとめていきます。

 

1.食べ方に注意する

 

食欲をおさえられないときは、食事の摂り方を見直しましょう。無理に食欲を押さえ込むのではなく、食べたい気持ちとうまく向きあうのが肝心です。

 

・3食しっかりバランス良く食べる

食欲をコントロールするためには、3食しっかり食べる必要があります。朝食を抜くと、体が栄養を蓄えようとして太りやすくなってしまうので気をつけましょう。また、筋肉が減り、基礎代謝が低下して痩せにくい体になることも考えられます。

健康的に痩せるためにも、栄養バランスの良い食事は大切です。痩せたいときは、筋肉のもとになるたんぱく質を多めに摂ると良いでしょう。満腹感が長持ちしやすい食材なのでおすすめです。

 

・野菜から食べて血糖値の上昇を抑える

野菜を先に食べると、血糖値の上昇が緩やかになるといわれています。糖質の摂りすぎを控え、野菜から食べはじめましょう。

 

加えて、野菜に含まれる水溶性食物繊維は胃のなかでゲル状になりかさ増しをしてくれるので、満腹感も得られます。良く噛んで食べると満腹中枢が刺激されて、食べすぎ防止にも役立つでしょう。

 

2.食べたい気持ちを切り替える

 
 

食欲が抑えられないときは、気持ちを切り替える工夫をします。食べ物は目につく場所に置かないほうが無難です。食べたらテーブルを片付け、おやつは棚や箱にしまいましょう。

 

ながら食べや、ダラダラ食べは好ましくありません。食べ終わったら早めに歯を磨いて、気持ちに区切りをつけると良いでしょう。ミントの刺激で食欲を抑制する効果も期待できます。

 

3.水分をたっぷり飲む

 

水分が不足すると食欲を感じるときもあります。食べたいと感じたら、まず水分を摂ってみましょう。水やお茶でお腹が膨らむと、食欲をごまかせます。食後のティーブレイク(お茶を飲んでくつろぐ時間)を設けると、食事に区切りをつけられるのでおすすめです。

 

4.食べてもいいおやつを決める

 

おやつ禁止はストレスのもとです。食べても良いおやつを決めて、摂る時間を守っていれば、ダイエットにそれほど影響は出ません。

 

食べて良いのは腹持ちが良く、栄養のあるおやつです。糖質が高いものやエンプティカロリーの食材は避けて、素焼きのナッツや無糖ヨーグルト、野菜などをおやつに選びましょう。

 

おやつは1日200kcal以内が目安です。代謝が活発な、朝から15時までにおやつタイムをとることをおすすめします。

 

5.充分な睡眠時間を確保する

 

しっかり眠るのも、食欲を抑制するのに効果的です。できるだけ7時間は睡眠時間を確保しましょう。睡眠の質も大切なので、熟睡できるよう、布団や室内環境も見直してください。

 

6.軽い運動習慣をつける

 

軽い運動を日常に取り入れると、ストレス発散に役立ち、カロリー消費にもつながるでしょう。

 

とはいえ、運動量が多いとお腹が減り、食欲を抑えられなくなりがちです。痩せるためではなく、心と体の健康を目的として運動に取り組むことをおすすめします。

 
 

痩せたいのに食べてしまう、でもどうしても痩せたいあなたは

 

痩せたいのに食べてしまうけど、きちんと結果は出したいという方におすすめなのがプロの力を借りるという選択肢。こちらでは2つのおすすめ方法を紹介いたします。

 

ダイエットの無料モニターに参加してみる

 

まずは、エステサロンで行われているダイエットの無料モニターに参加してみるのがおすすめです。エステサロンと聞くと高価なイメージが強いと思いますが、サロンによっては無料やリーズナブルなモニターコースも用意されており、比較的お金をかけずに正しいダイエットを実施することが可能です。

 

パーソナルトレーニングを受けてみる

 

お金は掛かってもいいから、とにかく痩せたい!というあなたにはパーソナルトレーニングがおすすめです。パーソナルトレーニングでは自分専任のトレーナーがついて、トレーニングはもちろん、食事など普段の生活面でも痩せやすい身体づくりをサポートします。

 

自己流のダイエットでは、自分の体質や環境にあったダイエットができていない可能性があり、間違った知識のままダイエットを進めてしまうこともありますが、専任トレーナーはダイエットのプロフェッショナルなので、正しく確実にダイエット成功へと導いてくれます。

 

また、痩せた後も太りにくい体質にして、リバウンドを防いでくれることも特徴です。

 
 

まとめ

 

痩せたいのに食べてしまうのは、あなたの心が弱いというよりも、体が栄養を欲することも大きな原因です。食べ方や日ごろの生活で食べたいという気持ちは抑えることができますし、プロの力に頼って、本気のダイエットを成功させるのもおすすめですよ。

 

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