足を細くするためにまずは太る原因を知ろう!
まずは、足が太くなってしまう原因について知っておきましょう。
主な原因は、脂肪・むくみ・骨盤の歪みです。それぞれについて詳しく解説します。
・足に脂肪がついて太くなっている
摂取カロリーが多い、運動不足などで、 足に脂肪がつきやすくなります。甘いものや揚げ物など高カロリーの食べ物が好きな人、運動をほとんどしない人は脂肪が原因で足が太くなっている可能性が高いです。
脂肪がついていると、足にセルライトができていることも少なくありません。セルライトができているかどうかは、太ももをつまんでひねるだけで確認できます。ひねったときに皮膚にボコボコが見られるなら、セルライトができているということです。
・むくみで足が太くなっている
足がむくんでいるために、太くなっている人もいます。靴下を脱いだ後もゴムの跡がしばらく消えない、1日中座りっぱなし・立ちっぱなしといった人はむくみによって足が太くなっていることが多いです。
・骨盤の歪みで足が太くなっている
骨盤に歪みがあると、むくみや代謝の低下につながるため、足が太くなりやすいです。
・バッグをいつも同じ手で持つ
・身体の片方に重心をかけて立つ
・足を組むクセがある
・ヒールの高い靴を履くことが多い
これらに当てはまる人は、骨盤が歪みやすいため、それが原因で足が太くなっているのかもしれません。
足を太くしてしまう習慣は?
生活習慣が原因となり、足が太くなってしまうことがあります。足痩せダイエットに取り組むのと同時に、普段の習慣を見直すとより効果的です。
ここでは足を太くしてしまう習慣について解説します。
足を組む・重心をかける
椅子に座ったときに足を組む癖がある人は注意が必要です。どちらかの足に重心をかけている状態が続くと、骨盤や下半身の歪みにつながります。
骨盤の歪みは足の筋肉や脂肪の付き方にも大きな影響を与える要素です。座るときは両足をしっかり床につけ、左右のお尻に均等に体重を乗せるよう心がけましょう。何気なく足を組んでしまう人は、日頃から座り方に気を付けてみてください。
椅子に浅く座って背もたれを使わないという座り方もありますが、実は余計な力が入ってしまい筋肉が緊張する原因になります。背もたれに寄りかかった状態で、しっかり背筋を伸ばすように意識した方が自然な姿勢を保ちやすいです。
間違った歩き方をしている
歩き方が原因で足が太くなっている可能性もあります。ペタペタ歩きをしている、つま先から着地しているなど、間違った歩き方も足が太くなりやすい原因のひとつです。
小股で歩いている人も足が太くなりやすいとされています。歩幅が思うように広くならない場合は、前ももがすでに張って緊張している可能性も。筋肉がこわばった状態で限られた動きのみを繰り返していると、より足が太くなりやすくなるので要注意です。大股歩きを意識して、下半身をしっかり動かしましょう。
また、歩くときに足の親指が地面に十分つかないまま歩いていると、重心が外側に偏っていきます。この歩き方はふくらはぎが張る原因になるため、足が不自然に太く見えることも。座り方と同じように、歩き方も非常に大事な要素です。
座りっぱなしになっている
仕事などの関係で座りっぱなしの人は、足が太くなりやすいとされています。長時間同じ姿勢を続けていると、足の筋肉が緊張して太りやすくなります。たとえ良い姿勢をキープしていても、座りっぱなしは筋肉の衰えにつながるので避けるのが無難です。
座っている時間が長いことは、運動不足になっている可能性も考えられます。運動不足は基礎代謝の低下につながり、脂肪がつきやすくなる傾向も。また、ふくらはぎに適度な筋肉がついていないとむくみの原因にもなります。
1週間で足を細くする方法!エクササイズや運動
太くなった足を細くするためには、正しい方法をとることが重要です。1週間で足痩せを目指すのに良いエクササイズや運動法を紹介します。
マッサージ
太くなった太ももを細くするためには、マッサージを行いましょう。マッサージは脂肪を揉みほぐすようにするのがコツです。
むくみ解消にもつながるので、毎日の習慣にしてみてください。
・内ももマッサージ
脂肪がつきやすい内もものマッサージ方法を紹介します。
1.座って両足を開脚する
2.両手の腹を使って足の付け根を左右にグッと押す
3.体重をかけつつ両手の腹で内太ももを押していく
4.ひざ上を起点に足の付け根に向かって移動させながら押していく
5.足の付け根は念入りに押す
6.3~5を繰り返し行う
1分間を目安に内ももを押しながらマッサージしていきましょう。体重をかけつつ強めの力でグッと押していくのがコツです。
・外ももマッサージ
外ももに脂肪がつくと足のラインがきれいに見えません。外もももしっかりとマッサージすることが大事です。
1.ひざを立てて座る
2.右ひざの皿の外側を右手で触り、親指の付け根を当てる。このとき、左手でひざ下をつかむ
3.親指の付け根を使って右ひざの外側を、グリグリと円を描くようにマッサージする
4.そのまま徐々にヒップに向かって少しずつ指を移動させていく
5.1分程度マッサージしたら、左足も同様に行う
痛いと感じるほどの力をかける必要はありません。気持ち良いくらいの刺激を与えながらマッサージしていきましょう。お風呂上がりなどに行うのがおすすめです。
ストレッチ
足痩せに効果が期待できるストレッチを紹介します。
・内ももストレッチ
1.立った状態から腰を落とし、腰を浮かせたまま右足に体重をかける
2.左足を伸ばす
3.内ももの筋肉をきちんと伸ばしながらヒップの高さを変える(1分間続ける)
4.今度は左に重心を置く
5.右足も同様に伸ばし、ヒップの高さを変えつつ内ももをストレッチ(1分間続ける)
内ももの筋肉が伸びているのを意識しながら、しっかりとストレッチを行いましょう。
・股関節ストレッチ
1. 床に両ひざ・両ひじをついて四つん這いになる
2.左足を大きく前に出し、左手の外側に置く。すねは床と垂直になるようにする
3.右足を後方に伸ばし、両手を床に付く
4.息を吐きつつ両手を前に進め、股関節の伸びを意識する
5.さらに両手を前に進めて床にひじをつき、両手を組んで頭を下げる
6.10秒ほどキープしたら、元の姿勢に戻る
7.右側も同様に行う
正しいフォームでしっかりとストレッチを行いましょう。
エクササイズ
足痩せにおすすめの筋肉に負荷をかけるエクササイズです。
・足パカエクササイズ
1.仰向けになる
2.両足を揃えて天井に向けて上げる
3.足を開いて閉じるを繰り返す
4.1セット10回を目安に3セット行う
足の開閉をするだけのシンプルな動きですが、太ももの引き締めに効果が期待できます。
・骨盤閉じエクササイズ
1.仰向けになり両ひざを立てる
2.骨盤の出っ張っている部分に親指で触れる
3.膣と肛門を締めるようにいしきする
4.1セット15回を目安に3セット行う
骨盤周りの筋肉に刺激を与えることができます。
運動
足についた脂肪を燃焼させるために有酸素運動を行いましょう。ウォーキングや水泳、マラソンなどいろんな方法がありますが、自分が無理なくできるものを選ぶようにおすすめします。
1回につき30分以上行うのがおすすめで、頻度は1週間に3回程度が目安です。
ツボ押し
体のコンディションを整える目的でツボ押しを試してみるのもおすすめです。ここでは、3つのツボの特徴と押し方を紹介します。
・足三里(あしさんり)
むくみの軽減や胃腸の働きをサポートするツボ。膝のお皿から指4本分ほど下、足の外側にあります。
ツボの位置を確認し、親指で気持ち良い程度の強さで押すのがポイントです。5秒間押し、指を離します。3~5分間同じ動きを繰り返すと効果を期待できます。
・血海(けっかい)
血の巡りをサポートし、血行を促進する効果が期待できるツボ。温活をしたい人や肩こりが気になる人にもおすすめです。膝のお皿の内側の角から、指3本分ほど上にあります。
ツボの位置を確認したら太ももに向かって垂直に押します。ピンポイントに押せると痛みが強く出るので、オイルマッサージやお灸でケアすると刺激が抑えられるのでおすすめです。
・湧泉(ゆうせん)
体のだるさや疲れやすさにアプローチできるツボ。足裏の土踏まずの前方、足指を曲げたときに一番凹む場所にあります。
両手の親指で強めに3秒間押し、3秒緩めるまでがワンセット。繰り返しているうちにじんわりと温まってきます。指で押す以外に、ゴルフボールを使って押すのもおすすめです。
自分でツボを押す以外に、市販されているツボシールを使うのも良いでしょう。ツボシールは、貼るだけで刺激したいツボをピンポイントに温められる商品です。遠赤外線のようなあたため効果のある成分を配合したものもあります。貼っておくだけでよいため、ケアに時間がかけられない人はチェックしてみてください。
1週間で足を細くしたいなら!日常生活でできること
1週間で足痩せを目指すなら、運動以外のことにも取り組みましょう。足を細くするために日常生活でできることを紹介します。
レギンス
足痩せに良いとされるレギンスを着用すると、加圧をして足を引き締めることができます。むくみ防止にもなるので、むくみやすい人には特におすすめです。
日中用のもの、夜寝るときに着用するものなどいろんなタイプがあるので、好みのものを選んでみましょう。
食生活
いくら運動をしても、太りやすい食生活を送っていると足が細くなることはないでしょう。
食べ過ぎや高カロリーの食事が習慣となっているなら食生活を見直すことが大事です。足痩せのためには低カロリーの食事を心がけるとともに、タンパク質をしっかりと摂るように心がけましょう。タンパク質は代謝をサポートするので、足痩せのためには摂りたい栄養素です。
また、むくみ予防のために塩分やアルコールを控えましょう。アルコールはむくみの原因になるだけでなく食欲を増加させるので、足痩せのためには摂取しないことをおすすめします。
姿勢
足痩せを目指すなら、正しい姿勢を心がけることも大事です。猫背や反り腰などの悪い姿勢は血液やリンパの流れを悪くするため、むくみの原因となります。
座るときに足を組んだり、片足に重心をかけて立ったりするのがクセになっていると、それもむくみにつながるので注意しましょう。
睡眠
睡眠不足もむくみの原因となります。睡眠が十分にとれないと、心臓の働きが低下するため血液やリンパの流れが悪くなるからです。
足痩せのためには、睡眠の量だけでなく質にも注目したいところです。睡眠時間は十分でも眠りが浅い、夜中に何度も目が覚めるといったようだと、やはりむくみにつながります。ぐっすりと眠れるような睡眠環境を整えて、質の良い睡眠を目指しましょう。
ここまでで1週間での足痩せを目指すための方法を紹介しました。運動や日常生活に気をつけることで、徐々に変化がみられてくるでしょう。
このような自分での努力に加えて、エステに通うのもひとつの手です。プロの技術によって足の脂肪やむくみにアプローチするため、1週間での足痩せを目指せますよ。
温める
季節を問わず、足は冷えやすいものです。普通に生活しているだけでむくむことも多いため、意識的に足をしっかり温めることが重要です。
毎日簡単にできるのが入浴で温める方法。夏場はシャワーで済ませてしまう人もいると思います。しかし、夏もエアコンの冷気で体が冷えていることが多いものです。湯船にお湯を張って十分に温めることで、むくみの予防につながります。
ただし、熱めのお湯にさっと入るだけでは、根本的な冷え対策にはなりません。温まったように感じますが、体の芯まで温まっているとはいい切れないからです。お湯の温度を40度程度に設定し、10~15分かけてじっくり浸かると効果的とされています。
食生活でもむくみケアができます。毎日の食事に体を温める効果が期待できる食材を取り入れてみましょう。代表的な食材は生姜。そのほか、にんじんやれんこんなどの根菜類、玄米や納豆などもおすすめです。
朝起きたときに白湯を一杯飲むのもおすすめ。内臓を温める効果が期待できます。生姜湯やココア、プーアル茶なども適しています。アルコール類も体を温められますが、飲みすぎはダイエットに逆効果なので適量に抑えることがポイントです。
まとめ
足痩せが成功すると、スカートやホットパンツなどでの足見せに自信がもてるようになりますし、ファッションの楽しみも増えます。今まで挑戦できなかったファッションにもチャレンジできるようになるかもしれません。1週間での足痩せメニューを実践して、ぜひ理想の美脚を手に入れてください。