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コンビニで買えるファスティングの回復食!食材選びのポイントは?

2021.08.20

ダイエット

「ファスティング後の回復食は普段の食事と違うため、自炊で用意するのは面倒。」そう感じている方もいるのではないでしょうか。わざわざ作るのは手間なので、回復食をコンビニで用意することができるとラクですよね。

そこで、この記事ではコンビニで買えるおすすめの回復食を紹介します。回復食の選び方や食べるときのポイントも解説しますので、ファスティングをする際の参考にしてみてください。

この記事は約4分1秒で読み終わります。

 

ファスティングの回復食を食べるときのポイント

 

ファスティングが終わったからといって、すぐに普段の食事に戻してはなりません。ファスティング期間中は、固形物を一切食べずに飲み物だけで過ごして胃腸を休ませていたため、急に普段の食事に戻すと胃腸に負担がかかります。

 

休ませていた消化器官を徐々に普段の食事に慣らすためには、ファスティング後は回復食を食べる回復期間を設けることが必要です。

 

ここでは、回復食を食べるときのポイントを紹介します。

 

食材選びは「まごわやさしい」

 

回復期間に食べるものを選ぶ際に、意識したいのが「まごわやさしい」です。これは回復期間に意識して食べたい食材の頭文字をとったものです。

 

・ま:豆類(大豆、大豆製品など)
・ご:ゴマ(くるみ、ぎんなんなど)
・わ:わかめ(海藻類)
・や:野菜
・さ:魚
・し:しいたけ(きのこ類)
・い:いも

 

これらの食材をバランス良く食べると、体に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養が摂れるため健康に良いとされています。これらの食材を使った料理で思い浮かぶのが和食ではないでしょうか。つまり、回復期間は和食を中心とした食事にするのがおすすめです。

 

また、回復期間は、胃腸に負担をかけないような食事を心がけましょう。できるだけ消化吸収しやすいものを食べ、脂っこいものや食物繊維が多いものは消化に悪いので控えます。

 

液体から少しずつ固形物へシフトする

 

胃腸に負担をかけないように、回復期間の1日目はスープなどの液体のものから食べ始めましょう。具材は柔らかく煮た少量の野菜なら食べても構いませんが、胃腸への負担を考えて具材を細かく砕いたポタージュなどにすることもできます。

 

2日目以降は柔らかく煮た野菜やおかゆを食べるなど、穀物や野菜中心の食事にしましょう。液体から柔らかい食べ物、それから固形物というように徐々に普段の食事に近づけていくのが回復期間の食事の正しいとり方です。

 

お腹いっぱいに食べない

 

ファスティング期間を終えたからといって食べ過ぎると、胃腸に負担をかけてしまうことがあります。そのため、回復食は腹八分目を意識しましょう。

 

通常、「お腹いっぱい」と感じたときは食べ過ぎていることが多いので、回復期間の食事は「もう少し食べたい」と感じるくらいで止めるのがおすすめです。

 
 

コンビニでも買えるおすすめ回復食

 

仕事などで忙しくしていると、わざわざ回復食を作るのは手間に感じることもありますよね。そんなときは、コンビニで回復食を調達するのもひとつの方法です。

 

ここからは、コンビニで購入できるファスティング後におすすめの回復食を紹介します。

 

おかゆ

 

消化に良い食べ物を代表するのがおかゆです。コンビニには、レトルトタイプやフリーズドライタイプのおかゆが売られているので、好みのものを選んでください。

 

ただし、市販のおかゆをそのまま食べると少し重いので、ひと手間かけるのがおすすめです。回復食としておかゆを食べる際は、鍋におかゆを入れ、そこに水を足して煮込み、重湯(おかゆのうわずみ部分)を食べましょう。

 

回復食の2日目以降は、少しずつおかゆそのものを食べることができます。梅干しと一緒に食べたり、具材が入っているものを選んだりすることができるでしょう。

 

味噌汁

 

味噌は発酵食品なので、腸内環境を整えるのに良い乳酸菌が含まれています。そのため、ファスティング後の味噌汁は、腸内環境を整えて消化吸収をサポートするためにも役立つでしょう。

 

コンビニにはいろんなタイプの味噌汁がありますが、回復食初日は味噌汁の具材はなるべく食べないのがおすすめです。味噌と具材が分かれているものを選ぶと、具なし味噌汁も簡単に作れます。

 

回復食の2日目以降は胃腸の回復具合をみながら、豆腐や野菜、ワカメなどの具材が入ったものを食べることができるでしょう。

 

豆腐

 

低カロリーでタンパク質が豊富な豆腐は、消化が良いので回復食に適しています。コンビニでもパックの豆腐が販売されているので、回復食に利用してみてはいかがでしょうか。

 

そのまま冷や奴で食べることもできますが、温めて湯豆腐にすると胃にやさしいのでおすすめです。

 

おでんの大根

 

おでんの大根は、繊維が柔らかくて消化しやすいため、回復期間の食事にピッタリです。回復期間の後半の食事に取り入れると良いでしょう。

 

おでんに欠かせないのがからしですが、胃の刺激になるため、回復期間にはつけないのをおすすめします。

 

納豆

 

コンビニでも入手可能な納豆は、タンパク質が豊富な酵素食品です。そのため、回復食におすすめの食べ物といえますが、食べるなら回復期間の後半にしましょう。

 

特に納豆の粒を細かく砕いたひきわり納豆は消化に良いので、できればひきわり納豆を選ぶのがおすすめです。

 
 

回復食の食べ方と過ごし方

 

回復期間は、少しずつ胃腸などの消化器官を普段の食事慣れさせるための期間です。そのため、同じ回復食でも回復期間1日目と2日目、さらに3日目では食事の内容が異なります。

 

ここでは、回復食「1日目」「2日目」「3日目以降」に分けて、それぞれの食事内容と過ごし方を紹介していきましょう。

 

1日目

 

ファスティング中は飲み物だけで過ごしてきたため、回復食1日目は液体に近いもので済ませるのがおすすめです。

 

朝の食事はファスティング後はじめての食事なので、重湯や具の入っていないシンプルな汁物のみにします。昼と夜は、柔らかく炊いたご飯やおかゆ、それに柔らかい野菜の煮物や味噌汁などを食べましょう。昼と夜の食事内容は同じで構いませんが、昼と比べて夜のほうがエネルギーを必要としないため夕食は控えめにします。

 

回復食1日目は肉や魚は控えて、穀物と野菜で済ませましょう。

 

2日目

 

回復食2日目は1日目の昼と夜の食事と同様に、ご飯と味噌汁などのシンプルな食事にします。昼は少しおかずの量を増やしても良いでしょう。ただし、香辛料をたっぷり使ったものや、脂っこいものなど胃腸に負担がかかりやすい食べ物は控えます。

 

夜は、ご飯と味噌汁に煮物などをプラスします。1日目は控えていた煮魚などを食べることもできるでしょう。

 

3日目以降

 

3日目からは、少しずつ普段の食事に戻していきます。とはいえ、急に揚げ物や肉中心の食事にするのは胃腸に負担をかけるので良くありません。ご飯に味噌汁、煮物といった和食を中心にし、少しずつ肉や魚をプラスしていきましょう。

 

昼間は胃が活発に動きますし、活動量が多いことからエネルギーの消費量も多いため、比較的しっかりと食べても問題ありません。

 

しかし、夕食は食べてから寝るまでの時間が短いと、食べたものがきちんと消化できず、胃の負担になることがあります。そのため、ご飯に汁物だけなどで軽めに済ませることをおすすめします。

 
 

まとめ

 

美容や健康に良いといわれているファスティングですが、最大の効果を得るためには回復期間の食事が大切です。ファスティング期間に一切固形物を口にしなくても、回復食の内容が適切なものでないと、思ったような効果が得られない可能性があります。

 

回復食を作るのが面倒だと感じる方は、この記事で紹介したようなコンビニで購入できる食材を利用してみてはいかがでしょうか。料理を作る手間を減らすことで適切な回復食を準備しやすくなりますし、その時間をリラックスするための時間に充てるなど、回復期間を有意義に過ごす助けにもなるはずです。

 

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