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朝に1杯!白湯ダイエットで期待できる効果と魅力

2022.07.13

ダイエット

痩せるための方法として注目されることの多い白湯ダイエット。白湯ダイエットに挑戦しようか迷っている方のなかには、「白湯ダイエットのやり方を知りたい」「どれほどの効果が見込めるのか知りたい」という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、白湯ダイエットの具体的なやり方や注意点を解説します。手軽にできるダイエット方法を探している場合などは、ぜひ参考にしてください。

この記事は約6分33秒で読み終わります。

 

白湯ダイエットとは?作り方と飲むタイミング

 

そもそも白湯ダイエットとは、白湯を飲んで体を温め、基礎代謝を上げることを目的とするダイエット法のこと。白湯を飲むだけという手軽さから、人気のダイエット方法のひとつになっています。

 

ダイエット方法を探していると、「基礎代謝が良い」「基礎代謝が悪い」といった言葉がよく出てくるでしょう。

 

基礎代謝について簡単に説明すると、基礎代謝が良い体は摂取したエネルギーをしっかりと消費できるため太りにくく、逆に基礎代謝が悪い体は摂取したエネルギーをうまく消費できないため太りやすくなってしまいます。

 

その基礎代謝を上げるためには、白湯が効果的といわれています。白湯を飲むと内臓が温められることで血流が良くなり、基礎代謝が上がる傾向にあります。

 

白湯ダイエットは、食事を白湯に完全に置き換えるものではありません。毎日の食生活にプラスして白湯を取り入れるだけなので、誰でも簡単に始められるのが特徴です。

 

ここからは、白湯の具体的な作り方や白湯を飲む時間帯を見ていきましょう。

 

白湯の作り方

 
 

白湯ダイエットと聞くと、沸騰した熱いお湯を飲むべきだと考える方も多いかもしれませんが、厳密には少し異なります。具体的には、次の3つの手順に沿って白湯を作りましょう。

 

1.水を入れたやかんを強火にかけ、沸騰させる
2.沸騰したら弱火にして10分~15分待つ
3.火からおろして50~60度に冷めたら飲む

 

手順1にあるように、その都度やかんで沸かすのがベストですが、500Wの電子レンジで1分半程度温めたり、ウォーターサーバーを使ったりして白湯を用意しても問題はありません。

 

ただ、白湯ダイエットでは一度沸騰させてカルキや不純物を除いた白湯を飲むのが基本なので、電子レンジで温める際は、水道水ではなく浄水器に通した水やミネラルウォーターを使った方が良いでしょう。

 

特に時短を優先したい方には、電子レンジやウォーターサーバーを使う方法がおすすめです。また、50~60度の温度を毎回はかるのは大変でしょう。マグカップに触れたときに「少し熱いかも」と感じる程度が、白湯を飲むときのタイミングの目安です。

 

白湯ダイエットのやり方と飲む時間帯

 

白湯ダイエットで1日に飲む白湯の量の目安は約800mLであり、朝一番に飲むのがおすすめです。なぜなら、朝は体温が低くて乾燥しているため、白湯を飲むことで内臓を温めて活動を促進できるからです。

 

白湯をまとめて飲むのではなく、3食の食前に分けて飲むことで、消化の促進につながります。特に食事の30分程前に飲むと、腸の働きを助けてくれるといわれています。白湯は一気に飲むのではなく、10分程かけてゆっくり飲むこともポイントです。

 
 

白湯を飲むことで期待できる効果

 

白湯を飲むことで、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。期待できるとされている効果は次の4つです。

 

・デトックスになる
・基礎代謝アップにつながる
・食事の量を抑えられる
・簡単なアレンジでさらなる効果が期待できる

 

順番に詳しく見ていきましょう。

 

デトックスになる

 

白湯は体に吸収されやすいため、白湯を飲んだ分、体内の水分の排出が促進されます。これにより、デトックス効果が期待できるでしょう。

 

また、白湯を飲めば利尿作用も高まるので、むくみや便秘の解消にもつながります。便秘が改善すればダイエットだけでなく、ニキビや肌荒れの防止にもつながるのが白湯ダイエットのメリットです。

 

基礎代謝のアップにつながる

 

体を温めることで体温が上がり、同時に基礎代謝も上がります。基礎代謝が上がれば脂肪燃焼の効果も高まるので、ダイエットにつながるという仕組みです。

 

基礎代謝がアップすれば全身の血液循環が良くなり体の末端まで血液が流れるため、ダイエットだけでなく冷え性の対策や改善にもつながるでしょう。

 

食事の量を抑えられる

 

食事の前にお腹が空いてしまい、お菓子などを食べてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。お腹が減ったときには、食事前に1杯の白湯を飲むのがおすすめです。

 

温かいものが胃や腸に入ると、副交感神経が優位になります。

 

副交感神経は休息やリラックスしているときに活発になる自律神経です。仕事や運動中など、ストレスのかかった状態ではたらく交感神経に対して、お風呂やマッサージ、睡眠、そして食後にくつろいでいるときなどに働きます。

 

食欲を抑えるには、副交感神経を促し、心と身体をリラックスモードにするのがポイントです。

 

副交感神経を働かせると、体は満腹だと勘違いし、脳に「満腹指令」を送ります。白湯のように温かいものを食事の前に飲むことで、少ない食事量でも満腹のような感覚を得られるでしょう。

 

満腹感を得られれば間食を減らせるだけでなく、食事自体の量も減りやすい傾向にあるため、ドカ食いや暴飲暴食を防げます。ダイエット中の方にはうれしい効果です。

 

簡単なアレンジでさらなる効果が期待できる

 
 

白湯だけを飲んでいると飽きてしまうということも。少しアレンジを加え香りや味を楽しめるようにすると、ほかの栄養素を補いながらさらなる効果を得られるでしょう。

 

いくつかおすすめの白湯アレンジを紹介しますので、白湯に飽きがくる前に試してみてくださいね。

 

■レモン白湯

 

・作り方:1杯の白湯(200ml)にレモンか、レモン汁を加える。

 

レモン果汁を入れたレモン白湯は、リラックス作用が期待できます。ビタミンCは熱を加えても成分変化したり、栄養がなくなったりすることはありません。また、レモンに含まれるビタミンCは疲労回復や美白効果があるといわれ、肌の老化予防も期待できます。

 

さらなるアレンジとして、塩をひとつまみだけ入れるのもおすすめです。

 

■生姜白湯

 

・作り方:生姜スライス2〜3枚を入れ、水と一緒に沸かせる。生姜チューブを使う場合は1杯の白湯(200ml)に小さじ1杯程度入れる。

 

生姜に含まれるショウガオールは体内の脂肪や糖質の燃焼をうながします。体を内側からじわじわと温め、血行促進や冷え性改善の効果が期待できます。生姜には殺菌作用もあるため、風邪予防としてもおすすめです。

 

ピリリとした味わいでいつもとは違った白湯を楽しめるでしょう。

 

■はちみつ白湯

 

・作り方:1杯の白湯(200ml)に大さじ1のはちみつをよくかき混ぜて入れる。

 

はちみつはブドウ糖やビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールなど150種類以上の成分が消化吸収力を高めてくれる食品です。胃痛や腹痛を緩和し、体を潤す作用もあります。

 

また、はちみつに多く含まれる果糖は、同じ糖分であるブドウ糖よりも体内にゆっくり吸収される点にも注目です。血糖値の急な上昇を避けられるので、ダイエット中でも取り入れやすいでしょう。

 

■オイル白湯

 

・作り方:1杯の白湯(200ml)に小さじ1のオリーブオイルを入れる。

 

オレイン酸とビタミンEが豊富に含まれたオリーブオイルも白湯との組み合わせにおすすめです。血流促進の効果に期待でき、腸の運動を活発化してくれます。水と油なので混ざりませんが、そのまま飲んで大丈夫です。

 

ただし、白湯が冷めてしまうと、オリーブオイルが喉に張り付きやすくなってしまうため、温かいうちに飲みましょう。

 
 

白湯ダイエットの注意点

 

最後に、白湯ダイエットをする際の注意点を解説します。白湯ダイエットをする際には、次の3つに注意が必要です。

 

・白湯を飲みすぎない
・極端なダイエットをしない
・白湯の温めなおしはしない

 

順番に詳しく見ていきましょう。

 

飲みすぎは厳禁

 

白湯を飲みすぎると胃酸が薄まって消化能力が落ちてしまうとされているため、飲み過ぎには注意が必要です。

 

消化を促進してくれる白湯ダイエットですが、白湯はあくまでも水分なので、飲みすぎるとむくみの原因になります。特に寝る前に白湯を飲みすぎると、朝起きたときに足や顔などがむくみやすくなるので、飲む量だけでなく飲む時間帯にも気をつけましょう。

 

また、白湯を飲みすぎると必要な栄養素を流してしまうおそれもあります。そのため、白湯ダイエットで飲む量として推奨されている800mLを基準に継続するようにしましょう。

 

極端なダイエットに注意

 

食事をせずに白湯だけ飲むのは良くありません。糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素に加え、ビタミンやミネラルなども考慮したバランスの取れた食事を摂れていないと、逆に痩せにくい体につながってしまうこともあります。

 

そのため、白湯ダイエットは代謝を促し、お菓子やアルコールなどを食べたり飲んだりする量を減らすための補助的な位置づけで取り入れるようにしましょう。

 

白湯の温めなおしはしない

 

やかんなどでせっかく温めた白湯を捨てるのはもったいないと思う方も多いでしょう。しかし、冷めてしまった白湯は温めなおさず、新しく作りなおすのが適切です。冷めた白湯を温めなおしたものは、あまり体に良くないといわれているからです。

 

水道水には、もともと消毒のための塩素が使用されています。煮沸によって塩素が取り除かれると、水が冷めるときに雑菌が増えやすくなります。

 

冷たい温度まで下がってから長時間たった白湯は、雑菌が繁殖しているおそれがあるため、温め直して飲むのは避けたほうが良いでしょう。白湯を飲むときは、念のため新たに水を沸騰させてください。

 

また、白湯が冷めないように保温ポットに入れて持ち歩くのは問題ありません。その都度沸かすのが難しい場合は、多めに沸かしておいたものを保温ポットに入れておくといいかもしれませんね。水の温度が下がらないようにするのがポイントです。

 

白湯ダイエットを始めることをきっかけに、普段から水を再沸騰していた場合は注意してみると良いかもしれません。

 
 

まとめ

 

白湯を飲んで基礎代謝を上げることを目的とする白湯ダイエットは、簡単に始められることから人気のダイエット方法です。白湯ダイエットを通して、デトックス効果やリラックス効果など、さまざまな効果を期待できます。

 

ただ、白湯の飲み過ぎや極端なダイエットは体に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。あくまでも基礎代謝を促すための補助的な位置づけで、日常生活に取り入れるようにしましょう。

 

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