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縄跳びダイエットで胸痩せするのは本当?原因や対策を紹介

2021.10.26

ダイエット

痩せることを目的にした運動のひとつに、『縄跳びダイエット』があります。

しかし、「縄跳びは胸痩せする」という情報を聞き、不安になっている人もいるのではないでしょうか。多くの女性は、「ダイエットはしたいけれど、胸は痩せないようにしたい」と思うものです。

今回は、縄跳びダイエットで胸から痩せてしまう原因と対策、正しいやり方について紹介します。

この記事は約4分3秒で読み終わります。

 

縄跳びダイエットで胸痩せするのは本当?

 

縄跳びダイエットは「胸痩せしやすい」といわれていますが、原因を知ることで胸痩せしないよう対策ができます。まずは、胸痩せしてしまう原因について見ていきましょう。

 

ダイエットは胸から痩せる

 

縄跳びダイエットにかかわらず、有酸素運動をすると、体の不要な部分の脂肪が消費されていきます。そのため、ダイエットでは胸の脂肪が落ちやすい特徴があります。

 

胸の9割は脂肪でできており、心臓に近く、体の中でも体温が高い部位になります。脂肪には内臓を保護し、免疫に関与する働きがありますが、柔らかく温かい脂肪から落ちていくと考えて良いでしょう。そのため、胸の脂肪はほかの脂肪よりも、早く消費されてしまうのです。

 

さらに、縄跳びダイエットで飛び跳ねると、胸が上下に動いてしまうことも気になる点のひとつです。有酸素運動は、体を動かすことによって脂肪が落ちやすくなります。

 

飛び跳ねる際に胸が上下に動くことも、脂肪を落ちやすくしている原因です。縄跳びを行うと、落ちて欲しい脂肪が残り、落ちて欲しくない脂肪が減ってしまう可能性があるため、動かないようにしっかりした対策が必要です。

 

バストを支えるクーパー靭帯が伸びる

 

縄跳びダイエットで胸痩せするもうひとつの原因は、クーパー靭帯が伸びてしまうことです。縄跳び運動では、前述のとおり飛び跳ねる度に胸が上下します。

 

縄跳びダイエットは、脂肪が揺れることで燃焼効果が高まるダイエット法です。しかし、胸の形を保てるのは、クーパー靭帯が支えているからです。クーパー靭帯は運動の強度によって伸びてしまうことや、切れてしまうリスクがあります。

 

クーパー靭帯は、一度切れると元に戻りません。そのため、切れてしまうとバストの形がくずれて痩せて見える原因にもなってしまいます。バストの形を維持しながらダイエットしたい人は、胸痩せ対策を考えましょう。

 
 

縄跳びダイエットで得られる4つのメリット

 

縄跳びダイエットをしている人のなかには、胸痩せしてしまわないか、心配になった人もいるでしょう。しかし、縄跳びダイエットには、実行することで得られるメリットがあります。メリットを知って、ぜひ判断材料のひとつにしてください。

 

1.体の脂肪を燃焼する

 

有酸素運動である縄跳びダイエットは、運動によって脂肪を燃焼させるダイエット法です。運動によって、ランニングやサイクリングと同程度のカロリー消費ができます。スペースがあれば、家の中や庭でもできるダイエット法なので、時間と場所を選びません。短い時間で効率的に脂肪燃焼ができるでしょう。

 

2.体を引き締められる

 

縄跳びは、筋トレにもなります。縄跳びは飛び跳ねることで、下半身の筋肉を多く使います。筋肉が鍛えられるため、特に下半身、太ももやお尻を引き締められます。

 

姿勢に注意すれば、背筋や腕の筋力アップにもつながるため、下半身だけでなく、全身も鍛えられます。室内でできるスペースがあれば、雨の日でも継続して筋力アップができるでしょう。

 

3.太りにくい体質を作る

 

筋肉の量が増えることで太りにくい体がつくれます。そのため、縄跳びダイエットをすると基礎代謝があがり、リバウンドしにくい体質を手に入れることができるのです。

 

基礎代謝とは、安静時に消費するエネルギーを指します。体型キープを目指すなら、縄跳びダイエットがおすすめです。

 

4.心肺機能の強化ができる

 

有酸素運動を続けることで心肺機能がアップし、アクティブで疲れにくい、健康的な体を作れるでしょう。

 

血行も良くなるので、冷え性の人は靴下の重ね履きが必要なくなることも考えられます。また、冷え性が良くなれば、真冬に厚着をしなくても過ごせるようになるため、おしゃれの幅が広がり外出も楽しめるでしょう。

 

さらに、便秘解消につながれば、毎朝のトイレ習慣も整ってくることが期待できます。

 
 

縄跳びダイエットをする際の6つのポイント

 

縄跳びダイエットの方法について、ポイントを6つ紹介します。正しいやり方を知り、効率良く進めていきましょう。

 

【縄跳びダイエットのやり方】
回数:1分間に50~60回のペース
時間:10分間跳び続ける

 

最初は、3分跳び続けて5分休憩を繰り返すと良いでしょう。始めから10分連続で跳び続けなくても構いません。慣れてきたら、回数を増やしながら負荷をかけてみてください。

 

1.軽いジョギングを組み合わせる

 

縄跳び前に2分程度の軽いジョギングをおすすめします。ウォーミングアップしておくことで体が温まり、脂肪燃焼の効率が上がるでしょう。ウォーミングアップで心肺機能の準備ができるので、運動前の習慣に取り入れてみませんか。

 

2.真っすぐな姿勢を維持する

 

姿勢を維持することで心肺機能や筋力アップにつながります。縄跳びをして疲れてくると、前傾姿勢になりやすいのです。辛いときこそ姿勢を意識してみましょう。負荷をかけると効率的に脂肪が燃焼するため、真っすぐな姿勢を維持してください。

 

3.縄は腕ではなく手首で回す

 

腕を使うと姿勢が崩れやすくなってしまいます。上半身の筋肉への負荷が減って、筋トレ効果が落ちることもあります。手首回しは腕の筋肉や背筋、腹筋の強化にもつながるため、縄の回し方にも気を配りましょう。

 

4.一定のペースで跳び続ける

 

ペースが崩れると呼吸が乱れ、有酸素運動の効果が落ちてしまいます。一定のペースで多くの酸素を取り入れることが大事です。呼吸が乱れてきたら、休憩を挟みながら無理なく続けていきましょう。

 

5.体に負担をかけ過ぎない

 

縄跳びダイエットを続けるためには、体に負担がかからない跳び方をマスターすることが大切です。正しい跳び方のポイントを参考にしてみてください。

 

【正しい跳び方】
・高く跳び上がらない(高さで効果は変わらない)
・片足ずつ交互に足を着地させて膝へのダメージを避ける
・肩の力を抜き、グリップは強く握らない

 

正しい跳び方をマスターしても、縄跳びが体に合っていないと上手く跳べません。跳びやすい縄跳びを使うのも効果的です。

 

6.毎日少しずつ継続する

 

縄跳びダイエットは、毎日続けることが大切です。休日にまとめて取り組むより、毎日少しずつでも継続するのがおすすめです。とはいえ、いきなり長時間縄跳びをすると、不調の原因にもなりやすいため、足の筋肉が十分についてから、長時間取り組みましょう。

 
 

縄跳びダイエットの胸痩せ対策3つ

 

縄跳びダイエットではバストケアが大事です。バストをキープしながら、余分な脂肪を消費しましょう。

 

1.スポーツプラを活用する

 

サイズのあうスポーツブラをつけて、胸の揺れを防ぎましょう。胸が上下するとクーパー靭帯が伸びてしまう可能性があるので、スポーツブラを着用してクーパー靭帯を保護します。スポーツブラは通常のブラよりも固定力が強く、縄跳びダイエット向きといえるでしょう。

 

2.大胸筋の筋トレをとりいれる

 

大胸筋の筋トレをすることで、クーパー靭帯のサポートができます。

 

手のひらを胸の前で合わせて押し合う筋トレや、プッシュアップ(腕立て伏せ)など、簡単にできる方法をプラスするのもおすすめです。胸の下垂を防ぐことで、バストアップにもつながります。

 

3.たんぱく質を意識して摂取する

 

クーパー靭帯や大胸筋はたんぱく質からできています。美しいバストラインをキープしたいときは、献立作りでたんぱく質を意識して取り入れるようにしてください。時間のないときは、食材の代わりにプロテインを摂取しましょう。

 
 

まとめ

 

縄跳びダイエットは、手軽に始められる有酸素運動です。筋力アップにもつながり、心肺機能も強化できます。

 

しかし、ダイエットでは胸の脂肪が落ちやすいといわれています。縄跳びダイエットで胸痩せを防ぐために、スポーツブラを活用し、大胸筋の筋トレやたんぱく質を意識した食生活を心がけましょう。

 

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