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痩せると老けるのはなぜ?大人におすすめのダイエット法とは

2021.12.21

ダイエット

「痩せると老ける」という噂を耳にしたことはないでしょうか。ダイエットをしてきれいになろうと思ったのに、老けてしまうとかえって残念な気持ちになりますよね。

この記事では、痩せると老けるといわれる理由を紹介します。老けずにきれいに痩せるためのポイントもまとめますので、これからダイエットに取り組む人は参考にしてみてください。

この記事は約4分21秒で読み終わります。

 

痩せると老ける3つの理由

 

せっかく痩せるならきれいになりたいものです。まずは、痩せると老ける理由を3つ解説します。

 

頬がこけ、顔がたるむから

 

年齢を重ねた人が痩せると老ける理由のひとつ目は、顔まわりの脂肪が減ってたるみが出てしまうためです。

 

20代前半あたりまでは顔まわりの皮膚にハリがあり、適度な脂肪もついてふっくらしています。しかし、20代後半以降は徐々に顔まわりの脂肪が減り、皮膚の面積はそのままなので余った皮膚がたるんでしまうのです。

 

その上でさらにダイエットまで始めれば、余計に顔の脂肪が減ってしまうでしょう。

 

頬はこけ、目のまわりはくぼんで影になるため老けてしまうのです。くわえて加齢により肌のハリまで失われていくと、顔の丸みはより失われていきます。

 

また、皮膚内のコラーゲンやエラスチンなどの成分も減り、皮膚を支える皮下組織が徐々に弱くなるのも老ける原因です。加齢による顔まわりの老化に加えて、ダイエットにより意図的に脂肪の減少を加速させてしまうと、老けて見えやすくなります。

 

筋肉が落ちてボディラインにメリハリがなくなるから

 

ダイエットにより筋肉量を減らしてしまうのも老けて見える原因のひとつです。特に、食事制限のみでダイエットをすると筋肉は落ちやすく、その結果、痩せたとしてもメリハリのない体ができてしまいます。

 

理想的な痩せ方は、ボディラインがくっきり見える引き締まった体です。

 

筋肉量が減るダイエットをすると、体重は減ったのにウエストや二の腕はたるみ、背中の肉も減らず、後ろ姿がだらしない印象に見えてしまいます。

 

栄養不足で肌が不調になるから

 

ダイエットにより偏った食事をしてしまうと、栄養不足で肌の調子が悪くなり、老けて見えることがあります。

 

肌を健康に保つ栄養素が不足すれば肌のハリは失われ、血色も悪くなり、肌のシワやたるみが目立ってしまうでしょう。せっかく痩せたのに、周囲から「具合が悪いのかな」と思われるような見た目になっては本末転倒です。

 

過度な食事制限は肌に必要な栄養素を不足させてしまう原因になるほか、肌のうるおいを保つ働きをする女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。

 

乾燥肌が悪化する、ニキビが増えるなどの肌トラブルを引き起こすこともあるため、栄養不足にならないようなダイエットを心がけましょう。

 
 

痩せても老けない!大人のダイエットを成功させるポイント

 

年齢を重ねてからのダイエットでも、ちょっとした心がけで老けずに痩せることができます。

 

ここでは、老けないように痩せるための4つのポイントを紹介します。

 

急激に痩せようとしない

 

ダイエットを成功させるためには、長期的に続けることがなにより重要です。短期間で急激に痩せるとリバウンドしやすいことを覚えておきましょう。

 

極端な食事制限や激しい運動を突然始めると、リバウンドしやすい痩せ方をする上に体調を崩してしまう可能性まで出てきます。

 

体調面でも精神面でも負担がかからない方法で、無理なく続けられるダイエット方法を選びましょう。

 

食事制限だけのダイエットはNG

 

運動をせず食事制限だけで痩せようとすると、脂肪や筋肉が落ちてしまい、代謝が下がることで痩せにくく太りやすい体になってしまいます。

 

さらにリバウンドまで重なれば、減った筋肉の分だけ脂肪ばかり増えることになるため、ダイエット前より、痩せるのにモチベーションが下がってしまうでしょう。

 

食事制限だけのダイエットとリバウンドを繰り返していると、太っているのに筋肉が少ないサルコペニア肥満と呼ばれる状態に陥ることもあります。そうなると健康面にも悪影響が出てしまうおそれがあるため、適度な運動も取り入れることが重要です。

 

睡眠はしっかり取る

 

年齢を重ねてからのダイエットで美しく痩せたいときは、まず睡眠習慣から見直してみてください。睡眠不足も痩せて老ける原因につながっています。

 

その理由は、睡眠不足が成長ホルモンの分泌の阻害や、新陳代謝の低下による肌荒れや老化を促進させてしまう可能性があるためです。

 

睡眠中には、食欲抑制効果が期待できるホルモンのレプチンが分泌されます。それに対し、睡眠不足だと食欲増進効果があるとされるホルモンのグレリンの分泌が増え、ダイエットに悪影響を及ぼすのです。

 

さらに睡眠不足によって自律神経が乱れると、心身を活動的にさせる交感神経の働きが衰えます。これも太りやすい体をつくる原因になるでしょう。

 

年齢を重ねた人がダイエットを成功させるためには、まず規則的な睡眠習慣を心がけることから始めてください。

 

普段の姿勢にも注意

 

姿勢が悪いと代謝が下がり、脂肪がつきやすくなります。

 

正しい姿勢をキープすることで、おなかと背中の筋肉が使われ、エネルギー消費量が増えます。猫背や足組みなど、普段から姿勢を悪くする癖をしている自覚があれば注意しましょう。

 
 

老けずに痩せよう!大人におすすめのダイエット法

 

美しく痩せるために大切な、運動と食事の両面からアプローチするダイエットの具体的な方法を解説します。

 

筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせて基礎代謝アップ

 

効率の良いダイエットをするためにもまずは基礎代謝を上げましょう。代謝アップのためには筋肉量を増やすことが重要です。

 

筋トレの中でも、下半身の大きな筋肉が鍛えられるスクワットがおすすめです。

 

あわせて、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も行いましょう。いきなり有酸素運動を始めるのは厳しいと感じる人は、ラジオ体操から始めてみるのもおすすめです。

 

ラジオ体操は、有酸素運動とストレッチを同時に効率良く行える運動です。実施する際は、体の中心から手足の先まで、全身をくまなく動かすよう意識すると良いでしょう。

 

たんぱく質を積極的にとり、バランスの良い食事をする

 

代謝を高めるためには、食事からバランス良く栄養素をとることも重要です。特に、筋肉をつくるたんぱく質は意識して摂取する必要があります。

 

厚生労働省によれば、18歳以上の女性が1日に摂取すべきたんぱく質の推奨量は50グラムとされています。

 

出典:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(厚生労働省)

 

たんぱく質が多く含まれる食品は肉類に魚類、乳製品、卵に豆類が挙げられます。これらの食品のうち、100gあたりに含まれるたんぱく質量が多い食材は以下を参照してください。

 

・肉類 豚ロース、牛ヒレ、牛レバー、鶏ささみなど
・魚類 かつお、さば、ほたて貝柱など
・乳製品 パルメザンチーズ、プロセスチーズ、脱脂粉乳
・豆類 きな粉、納豆、油揚げなど

 

野菜も意識して食べることが大切です。野菜類に多く含まれるビタミンCは疲労回復に効果があるといわれているため、運動を継続するためには欠かせません。

 

ビタミン類は積極的に摂取したい栄養素で、特にビタミンB1とB2は糖質や脂質の代謝を促進する効果が期待できます。

 

ダイエット中は避けたほうがいいと考えられることも多い糖質ですが、筋肉の収縮に作用する栄養素なので過剰に減らしすぎるのは避けましょう。とはいえ、脳の活動を活発にする働きもあるので、とりすぎも禁物です。

 

エステも選択肢のひとつ

 

これまでにダイエットを試みたことがあるけれど、失敗に終わったという人は多いのではないでしょうか。

 

正しいダイエットのやり方がわからない、自分だけで取り組むダイエットは続かないというお悩みがあるなら、エステを利用するのも選択肢のひとつです。

 

エステならプロのエステティシャンによる施術が受けられるほか、ダイエットを成功に導く食事や運動についてアドバイスを受けられます。

 

なお、エステにより提供されているメニューはさまざまです。

 

まずは、複数のエステサロンのWebサイトを見比べたり体験コースを試したりしながら、なりたい自分を叶えてくエステを見つけてみましょう。

 
 

まとめ

 

痩せると老けるのはダイエット方法が誤っているのが原因かもしれません。年齢にあった方法で正しいダイエットに取り組めば、年齢を重ねても美しく痩せることができるでしょう。

 

まずは生活習慣を見直し、運動と食事の両面からダイエットに取り組んでください。うまくいかないときはプロの手を借りるのもおすすめです。

 

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