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40代で太る女性の共通点|3つのNG習慣とダイエット方法も解説

2022.01.21

ダイエット

「昔は簡単に痩せていたのに、今では痩せるのが難しくなってきた…」そんなお悩みはありませんか。40代になると、若いときと比べて身体に変化を感じる方が多いようです。しかし、太る原因は年齢だけではありません。
今回は、40代で太る女性の共通点とダイエット法を紹介します。太りやすくなる生活習慣のポイントも押さえて、できることから取り組んでいきましょう。

この記事は約4分21秒で読み終わります。

40代で太る女性の共通点

 

40代は、特に身体に変化が起きやすくなる年齢です。

 

40代で太る女性にはどのような共通点があるのか見ていきましょう。

 

更年期症状が出ている

 

40代になると、更年期症状に悩まされる方が多くなります。更年期は、早い方で30代後半からはじまり、50代半ばの間にみられる症状といわれています。

 

更年期になると、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなり、30代と同じような生活をしていても太りやすくなる可能性が高いです。

 

女性ホルモンは20代をピークに減少し、30代後半になると急激に女性ホルモンが減少します。更年期症状のだるさや発汗、ほてりやイライラなどは、女性ホルモンが減少することで現れます。

 

女性ホルモンには、主に以下のような役割があります。

 

・脂肪の蓄積を防ぐ
・血糖値の上昇を防ぐ
・インスリン感受性を増やす
・必要な部分に脂肪がつき、不必要な部分には脂肪をつけない
(胸やお尻→脂肪がつく、腰やお腹→脂肪をつけない)

 

どれも身体にムダな脂肪がついたり、太ったりするのを防ぐ役割をもっています。これらの役割がうまく働かなくなることで、脂肪がつきやすくなり痩せにくい体へと変化してしまうのです。

 

女性ホルモンは、脂肪などのエネルギー代謝に関連しており、それが減少することで太りやすい状態に近づいてしまいます。エネルギー代謝には個人差があり、生まれつきの体質が太りやすさを左右するともいわれています。

 

同じものを食べて、同じように運動しているのに体型の差がみられるのは、エネルギー代謝が関係しているといえるでしょう。

 

基礎代謝低下による冷え性である

 

40代になると基礎代謝が落ち、冷え性になる方が増えてきます。手足が冷える、重ね着しないと寒くて動けないなど、悩むこともあるでしょう。

 

基礎代謝が低下することで、摂取した栄養を効率良くエネルギーに変えられず、脂肪として蓄えてしまいます。

 

さらに、冷えは血行を悪くし、むくみを引き起こします。40代からは加齢や生活習慣の乱れによって内臓機能が低下するため、さらに冷えやすい体質になってしまうでしょう。

 

20代や30代のころと食事内容が変わらない

 

若いころは栄養バランスが崩れていても、食事制限ダイエットをすれば簡単に痩せることもあったのではないでしょうか。しかし、40代になってから同じようなことをしても、かえって太りやすくなります。

 

なぜなら、先述したとおり、女性ホルモンの減少によって、脂肪が溜まりやすい状態へ変化するからです。

 

加えて、年齢を重ねると筋肉量は低下するため、消費するエネルギーも減ります。筋肉には脂肪を燃焼させる作用がありますが、若いころの食事内容のままでは太りやすくなるでしょう。

 

また、女性ホルモンの生成にも、栄養バランスは深く関わっています。女性ホルモンが減少しやすい、更年期症状が出やすい方は、栄養バランスが崩れている場合が多いようです。

 

女性ホルモンの生成には、鉄分が重要な役割を果たしますが、鉄だけを補っていても栄養バランスは整わないため、注意しましょう。

 

脂肪細胞の老化が進んでいる

 

加齢にともなって脂肪細胞も老化し、脂肪の代謝効率が低下することも太りやすくなる原因です。

 

脂肪細胞は、余分なエネルギーを脂肪として保存します。その脂肪細胞が肥大することが「太る」ということです。

 

脂肪細胞は、脂肪を蓄積する白色脂肪細胞と、脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞があります。褐色脂肪細胞が多ければ痩せやすくなり、白色脂肪細胞が多いと太りやすくなります。

 

40代になると基礎代謝も低下するため、必要以上にエネルギーを摂り過ぎてしまうと、脂肪細胞の肥大が起こり痩せにくくなってしまいます。

 
 

これはやっちゃダメ!太りやすくなる3つのNG習慣

 

40代になると、若いころと生活パターンが変わる場合もあります。基礎代謝や女性ホルモンの低下以外にも気になる習慣がないかチェックしてみましょう。

 

1.過度な飲酒をしている

 

アルコールの摂取は、女性ホルモンの働きを抑えてしまいます。特に、40代は更年期症状がみられ、女性ホルモンが減っている状態です。

 

そのため、飲酒が習慣になっていると、体重の増加を促進させてしまうでしょう。お酒は脂質も糖質も高く、年代を問わず飲み過ぎると脂肪として蓄積されます。

 

普段の食事や飲み会でお酒を飲む際は、飲みすぎないようにすることが大切です。

 

2.ほとんどの時間を家の中で過ごしている

 

運動習慣がない人はある人よりも、消費エネルギー量が少なくなります。40代の生理的な身体の変化が、与える影響もより大きくなるため、太る可能性が高まるでしょう。

 

ただし、デスクワーク主体の仕事をしている方は該当しません。

 

デスクワークであっても、出勤するために歩いたり、社内で書類を届けたりと、1日のうちでまったく動かないわけではありません。デスクワーク程度の運動量でも、500~700kcalは1日で消費しているといわれています。

 

ここでいう運動習慣のない方は、以下のような方を指します。

 

・ほとんど家の中にいる
・必要なとき以外は外出しない

 

運動不足に加えて40代になり女性ホルモンが減少すると、次第に太りやすい身体へと変わってしまいます。

 

3.慢性的な睡眠不足である

 

家事や仕事で忙しいと、睡眠不足に陥りやすいでしょう。しかし、睡眠不足が続くと、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、代謝異常を引き起こします。

 

代謝異常のほかにも、脂肪を分解する成長ホルモンが減少したり、食欲を抑えるホルモンがうまく作用しなかったりと、肥満を助長する要因が増えてしまいます。

 

忙しい中でも睡眠時間を確保する努力をすることが大切です。

 
 

40代でやるべきダイエット方法

 

太る原因を把握したうえで、40代でやるべきダイエット方法を紹介します。

 

【食事編】おすすめダイエット方法

 

まずは、1日3食を栄養バランスよく食べることを意識しましょう。栄養バランスを良くするとは、栄養素の比率を適正値に近づけることです。

 

目安として、以下の割合を意識してください。

 

・炭水化物:50~65%
・タンパク質:13~20%
・脂質:20~30%

 

ほかにも、食物繊維は便秘予防のためにも、16~18gを摂るようにしましょう。代謝を促す「ビタミン」「ミネラル」も積極的に摂取してください。

 

一方、摂取をしすぎない方が良い食べ物もあります。揚げ物など油を多く使う料理や、砂糖がたっぷり使われているスイーツ、果物などは太りやすくなるため、ダイエット中は控えましょう。

 

また、40代になると、アルコール摂取により太りやすくなってしまうので、アルコールの頻度や1回に飲む量を減らすことも大切です。1日缶ビール1本(350ml)を目安とし、適量を守りましょう。

 

【運動編】おすすめダイエット方法

 

まずは、日々の運動量を増やすのを意識することが大切です。運動習慣のない方は、無理をせず段階的に運動内容を見直しましょう。

 

週に1~2回、20分~30分ほどの軽いウォーキングを早朝に行うことから始めてみるのが良いでしょう。トータルで1日6000歩以上歩くのがベストです。外の景色を見ながらウォーキングすると、気分転換にもなり、ストレス発散につながります。

 

また、ウォーキングと合わせて、「脚」と「お尻」を鍛える筋トレも行いましょう。筋力は年齢とともに衰えてしまいます。筋肉を維持するためにも、筋トレは必要です。

 

効率良く筋トレを行うなら、テレビを見ながらでもできる、スクワットがおすすめです。下半身の筋肉を鍛えると、脂肪燃焼が期待できます。

 

とはいえ、「運動するのが億劫・・・でも痩せたい!」という方もいるでしょう。そんな方にはエステがおすすめです。専門家から普段の食事や運動のアドバイスを受けられるため、1人でダイエットするよりモチベーションを保ちやすくなります。

 
 

まとめ

 

40代になると、女性ホルモンの減少や基礎代謝の低下、加齢などにより太りやすくなってしまいます。過度な飲酒や運動不足、睡眠不足といった習慣は太る原因になるので、40代からは改めて生活習慣を見直してみると良いでしょう。

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